「トンネルの家」 仕様・素材

構造材・下地材から仕上げ材まですべて国産材にこだわっています。

日本に建てる家は、日本の気候に合った材料で建てるのが一番理にかなっていると

考えているからです。

丁寧に仕上がった外壁は、全面メッシュ貼りの左官塗りと、大工による杉のバラ板下地及び、通気スペースにより、耐久性の高い仕上げになっております。

 

屋根はガルバニウム鋼板仕上げで、棟部には、壁から屋根への通気層に上がってくる熱気を抜く棟換気を取り付けており、耐久性と断熱性を向上する役割をしています。


触れた際の「柔らからず・固いからず、冷たからず」といった、絶妙な感触や同じものが二つとない飽きのこな木目の美しさ、ふとした時に感じる桧独特の香りなど、天然素材ならではの高級感が味わえる建材です。

木材の乾燥を十分に行い、背割れを必要としないのが特徴の構造材です。木材1本1本に含水率測定ヤング係数の測定を行った安全性の高い構造材となっており、末永く安心して暮らせる家づくりを実現させます。


古新聞から生産される断熱材「セルロスファイバー」

未使用の新聞紙で作られる木質の断熱材。原料が木質繊維のため、人体への影響も少ない、次世代省エネ基準にも適合した断熱材で、何層にも重なった空気のクッションにより外部の熱や音を伝わりにくくします。

耐力壁「MOISS」耐震、防・耐火性に優れた安心建材です。土壁・木が持っている素材の呼吸性を活かし、室内の湿度を調節して結露やカビ、ダニの発生を抑えます。また、ホルムアルデヒドを吸着・分解する機能を持っています。

 


杉巾ハギ材を3層に合わせた36mmの国産パネル。屋根裏材として使うことにより、そのきれいな木目のデザインが落ち着いた空間を生み出し、一層自然素材の家の魅力を引き立てます。

丁寧に仕上げられた秋田県産珪藻土の壁。「エコクィーン」を使用しています。壁の調湿効果と消臭効果で快適な室内環境を作ります。人工樹脂を一切混ぜない本物の珪藻土を使った壁に仕上げています。


建具は、イマガワ製の「杉のきこり」シリーズ。

国産杉を使って反りや、ねじれのない高品質な建具です。100年間使い続けても、より味のでる風合いです。

綿・麻・レーヨン等の自然素材で、ビニールクロスとは違い、通気性・透湿性に優れており、呼吸する壁紙といわれています。


1階の大空間は、ノルウェー製のJOTULの薪ストーブを設置。炎を囲みながら家族の会話が弾みます。またストーブの熱により暖められた無垢の床板が熱を持ち、室内がより暖かくなります。

里山で収穫した野菜をそのままキッチンへ。

町と里山をつなぐ土間タイル。

2か所の床暖房入りです。薪ストーブと合わせ

寒い冬でも暖かく過ごせます。


「トンネルの家」だけの特注玄関扉です。木の香りと木目と手触りの安らぎ感。日本人の五感に心地よく飽きのこないデザインです。戸袋の中には網戸扉もあり、夏でも北から南へ風の通り道をつくります。

里山街区として、統一された外構コードにより、一体とした町並みを形成しています。アースワーク(網)に巻きつく植物により、毎年、変わりゆく季節の街並みを楽しむことが出来ます。